ペルソナを意識したライティングとは!?読んでほしいのは誰なのか??

ペルソナを意識したライティングとは!?読んでほしいのは誰なのか??

このメルマガで初心者向けの副業として
お勧めしているのが「物販」と「ライティング」の2つです。

今回もライティング編です。

ライティングの依頼を引き受ける時、

「この記事っていったい
どんな人に向けて書いているんだろう?」と

疑問に思うことはありませんか?

例えば
化粧品一つをとっても、
若い人向けかそうでないかによって、
記事の方向性も変わってきます。

また、お肌の状態が
乾燥肌か脂性肌かだけでも、
進める化粧品や
ケアの方向は大きく変わってくるはずです。

このように、
ライティングの発注をする時には、

ライターが迷わないように、細かく

「この記事のペルソナ」として

具体的な人物像が箇条書きなどで
指定されている場合もあります。

実はこの「ペルソナ」という、

「誰に向けた」「誰に刺さる」
文章を書くのかを意識することは、

ライティングでとても重要です。

そこでここでは、
記事を読む人物像である「ペルソナ」とは
いったいどんなものなのかを見ていきましょう。

●ペルソナとは

ライティングでのペルソナとは、
「この文章を読んでもらいたい具体的な人物像」です。

もちろん、実際にその人がいるわけではなく、
書き手が設定する実在しない人、と
いうことになります。

例えば、
「都内中野区在住、大学4年生、男性、
就活中、コンサルティング会社を志望。
すでに5社の面接を受けたが
最終選考までこぎつけられない。

何か原因があるのかも知れないが、
今の就活エージェントの
フィードバックが参考にならない」など、

その人物の生活の背景なども
具体的にしましょう。

具体的に設定することで、
そのペルソナの状況に合った情報を
提供できる文章が書けるようになります。

●「ペルソナ」と「ターゲット」は同じではない

ところで、
ペルソナと混同しやすい言葉に
「ターゲット」があります。

こちらもライティングをしていると
時々目にすることがありますが、
この2つは全く意味の違うものです。

ターゲットは、
ペルソナよりも荒く、
おおまかな「層」を指します。

就活系の記事を書く場合を
例にして考えてみましょう。

ターゲットでは、例えば

「企業面接対策中の就活生」
くらいの設定が多いようです。

ペルソナではより具体的に

「都内中野区在住の大学4年生、
男性、就活中でコンサルティング会社を志望。
すでに5社の面接を受けたが
最終選考までこぎつけられない。
何か原因があるのかも知れないが、
今の就活エージェントの話だとよくわからない」など、
具体的にします。

面接対策中の人物であれば、
これから就活をするのか、
すでに始まっていて苦戦中なのかが不明で、
結局様々な情報を
文章の中に盛り込まなくてはいけません。

ペルソナであれば、
ピンポイントで調査し、
必要な情報だけを書けるため、
より具体的な内容となります。

●ペルソナを設定するのはなぜ?

それではなぜ、
ペルソナを設定するのが良いことなのでしょうか。

・ペルソナを設定することで、
読者の目線に立って考え、ライティングができる

上で挙げた就活生のペルソナの例であれば、

「面接に何か問題点があるのかな?」

「卒業を控えているのにまだ就職先が決まらず、
焦っているのに相談する相手がいないのかな?」

「エージェントが合わなかったのなら、
別の就活エージェントも考えているのかな?」

など、
ペルソナにとって必要な情報が見えてきます。

すると、
このペルソナに今必要な、
寄り添った構成の例としては、

「なかなか面接に通らない…
親身になって相談に乗ってくれる
就活エージェントはどこか」などと

なりそうです。

多くの人に対して
有益な記事を書こうとすると、
情報量ばかりが多くなります。

親切心で
どんなにたくさんの情報を書いても、
読み手は自分に必要なものにしか興味を示さず、
それ以外は余計なものになってしまうでしょう。

知りたい情報が少ないならば、
その記事自体は読み手に取って
必要がないものなのです。

・イメージを具体的に共有できる

ペルソナの設定が具体的であればあるほど、
他のライターとも同じ目線で
ライティングが可能です。

もし
「就活生だがなかなか最終選考まで行けない」
くらいしか情報がないと、
大学生の性別や、
就活している場所、希望の職種もわからないので、

ライターによって
方向性もまちまちになってしまいます。

しかし、
具体的な人物像が決まっていれば、
適した訴求がしやすいのは言うまでもありません。

●ペルソナの決め方

ペルソナを具体的に決めるのは難しくはありません。

性別や年齢、住んでいる場所や家族構成など、
あらかじめライティングに必要と思われる項目を
テンプレートで作っておくとよいでしょう。

テンプレートを作っておけば、
必要に応じて埋めていくだけです。

用意しておいた項目で
不足する案件の時は、
ライティングに必要な要素を
追加し、設定します。

このように、
ペルソナの設定は非常に簡単なのですが、
これをしておくことで、
余分な文章を考えて書く必要がなくなるのです。

まとめ

簡単ですが、
設定しておくことで
具体的な内容の記事が書けるペルソナ。

無駄も省き、
狙った人に刺さるライティングができるので、
ぜひお試しください。

ただしくれぐれも、
現実にいそうにない人物像を
作り出さないように気を付けましょう。

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