Webライターには話し手よりも聞き手が向いている?インタビュー記事はこう書こう!

Webライターには話し手よりも聞き手が向いている?
インタビュー記事はこう書こう!

Webライターは文章を書いて伝える仕事であるため、
「話すのがうまい人」が向いていると思われがちです。

しかし実際には、
「話し手」よりも「聞き手」の方が、
ライターには向いていると言われています。

そこでここでは、
インタビュー記事を例に
その理由についてお伝えします。

●ライターは相手の知りたいことを想像して書く

ライターの仕事は、
書いた文章を読んでもらうことです。

しかしだからと言って、
自分が好きなように好きなことだけを書いても、
それが読み手が求めている文章でなければ
読んではもらえないのです。

では、読み手が知りたいこととは何でしょうか?

これでは、あまりにも漠然とし過ぎていて掴めません。
誰がこの記事を読むのかがわからないのですから…

そのために、
その記事を読むであろうと推測される対象を
「ペルソナ」という形で絞ります。

ペルソナとは、
その記事を読む人がどんな人か、
具体的に想定した人物像のことを言います。

クライアントからの依頼では、

「30代、男性、既婚。子どもあり。
大卒で中小企業に勤め、年収は400万円くらい。
趣味は車や旅行。
お金がかからず、子どもを連れて車で行きやすい
ファミリー向けの旅行先を検討している。」などと

詳細に設定されているので、
そのペルソナが読んで役に立つ、
求める情報とはどのようなものかを
考えながら記事を書くわけです。

ここでライターが

「自分は独身だし、温泉よりも
ゴルフの方が好きだからそっちの記事を書こう!」などと、

自分勝手に突っ走ってしまったらどうでしょうか。

どんなに素晴らしい文章力を以て書いた記事であっても、
ペルソナに設定されている人物はおそらく
すぐにそのページを離脱してしまうでしょう。

自分には必要のない情報だからです。

クライアントも、もちろんそんな記事は求めていません。

このように、
執筆する時には
相手がどのような記事を読みたいと思っているか想像し、
相手の気持ちに寄り添った記事を書くことが求められます。

話すことが上手なことに越したことはありませんが、
相手の立場で考え、欲しい情報を執筆していくことは、
対面ではなくてもコミュニケーションなのです。

そこで、インタビュー記事作成時のメインとなる、
インタビュー当日の話の聞き方について少し触れてみます。

●インタビューの時にも生きる「聞く力」

Webライターの仕事の一つに
「インタビュー記事」の作成があります。

インタビュー記事とは、
記事を作成する対象となる人に取材を行い、
それをもとにして記事を作成することです。

サービスや商品を利用した
顧客の感想や取引先での効果・事例、商品や
サービスの紹介の一環としての開発エピソードなどが、
インタビュー記事の多くを占めています。

事前のアポイントの取得段階から、
記事の形式は対談形式か
三人称を使ったルポ形式にするかなど、
あらかじめ決めた上でインタビューを行いましょう。

インタビューをする前には、
その対象となる人の情報を十分に
集めておく必要があります。

相手に興味を持ち、
事前に十分なリサーチを行っておかないと、
相手に質問することもできませんので、
具体的に何を尋ねるかを決めておきましょう。

質問する内容は、
対象に事前に共有しておくと
スムーズなインタビューができます。

聞き上手な人は、
相手の目をしっかり見て、途中で話の腰を折らず、
時間の7割以上は相手の話を聞いているのだそうです。

興味を持って聞いている姿勢を示すことで、
相手も信頼を寄せ心を開いて話してくれます。

相手の気持ちが和らいだと感じたら、
徐々に記事にしたい内容に触れていきましょう。

インタビューを行う時には、
「読み手の欲しい情報を、
インタビューの相手に話してもらう」という、
情報を引き出す対話力が必要です。

ウェブ上で調べて執筆するWebライティングと異なり、
インタビュー記事では、
インタビューの対象となる人の話を聞き、
その人の代わりに経緯や思いを
読者に伝える重責を負っています。

インタビューで聞いた内容をもとに記事を起こす時、
話し手の意図がきちんと正確に伝わっているか
別の解釈をされてしまいかねない表現は避けているか…
ライターの責任は重大です。

何度も問いかけを繰り返すインタビュアーもいますが、
それは誤解を与える記事になってしまっては
一大事だからでしょう。

相手の話を黙って真剣に聞くことはもちろんですが、
適度に相槌を入れ、
話を促すのもテクニックの一つです。

話がそれてしまうそうなときには、
少し話題を変えてみるなどして
軌道修正していきましょう。

●まとめ

聞き上手な人と話していると、
自分で思っている以上に、
いろいろなことを話してしまうことがあります。

それは相手が自分に対し、
話をしやすく促しているからです。

相手に興味と関心を持ち、
先入観を持たずにしっかり顔を見て
話を聞く姿勢を持てば、誰でも聞き上手になれます。

相手を尊重したコミュニケーションを
心がけるように意識することが大切です。

そして、文字に起こす時には、
インタビューした人の意図とのずれが生じないよう、
慎重に記事を作りましょう。

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